古民家の再生も

日本経済の戦後の発展は、大都市への人口集中と農山村の過疎化をもたらす歴史でもありました。今や、首都圏一都三県に全人口の3分の1が集中し、農山村には過疎化、都市部には自然と乖離した生活によるストレスと、双方に問題も生み出しました。

農山村の問題のひとつとして「まだ住み続けられる良い民家が打ち捨てられ、壊されていく」ことがあります。民家は、日本の文化、意匠、職人技術の結晶であり、気候風土に合った自然な里山景観を形作る大事な要素です。こうした古民家を、田舎を求める都会人の生活の場として活用できないか? そのことで、景観の維持と過疎化した農山村の活性化ができないか?という共通認識をもち、古民家の再生に積極的に取り組んできました。

八ヶ岳住空間研究所では、古民家のよさを活かしつつ、寒さや採光、間取りなどの面で、現代の生活のニーズに合った、暮らしやすい家として再生します。

また、民家再生には、移築再生という可能性もあります。「認定NPO法人 日本民家再生協会」の民家バンクなどで情報を得られる場合もありますので、ぜひご相談ください。

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千葉県茂原市にあった民家

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長坂町日野に移築再生した後の外観

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明るい家の隅に内土間をもうけた

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立派な小屋組。金物を使わない「木組み」の技術で組んであるからこそ、再生ができる

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太い梁があらわしになった室内

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民家再生は、職人技術の継承にもつながる

民家バンクをぜひご活用ください

「認定NPO法人 日本民家再生協会」では、ひとつでも多く日本の民家が活用されていくために、民家バンク、民家再生業者の紹介、古材バンク、民家を知るイベントなどを行っています。移築して再生できる古民家物件もあります。「八ヶ岳南麓で田舎暮らし」を考えるにあたって「古民家再生」も、ぜひ選択肢のひとつにしていただければと思います。

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satou_4cふるさと情報館を立ち上げた佐藤彰啓は「認定NPO法人 日本民家再生協会」の創設メンバーで初代理事長でもあります。八ヶ岳住空間研究所で手がけた古民家再生事例として、佐藤彰啓本人の自宅である「日野春庵」の施工例をご覧ください。