八ヶ岳で実現したい暮らしをサポート

農的な生活。親しい人と過ごす和やかな時間。趣味でやってきたことに本格的にのめりこみたい。田舎暮らしをスタートされるみなさんの希望や願望は、さまざまです。めざすライフスタイルがかなうよう、家づくりの面からサポートいたします。そのためには、家単体で考えるのでなく、敷地全体をどう利用するかを、トータルに計画することが大事です。八ヶ岳住空間研究所では、住まわれる方がめざしている生活、何をしたいのかをお伺いし、敷地をどう利用するかという具体的な計画に落とし込んでいきます。

1まずは敷地計画
(ゾーニング)

まず、敷地のどこに家を建てるのかを考えます。都会では、家を建てれば駐車スペ-スと狭い庭ぐらいしか残らないのが普通ですが、田舎暮らしの家では、家の向きと日当りが大事なのはもちろんのこと、そのご家族のしたい生活に応じて、菜園、ガーデニングスペース、駐車場など、それぞれに性格のちがったいくつかの「ゾーン」を想定する必要があります。

miyaji

ある家の土地利用計画(上)と実際(下)。家の南側に菜園スペース、ガーデニングスペース、駐車スペースを配置、それぞれのゾーンの間を遊歩道でゆるやかにつなぎ、母屋の手前にはシンボルツリーを配した。家の北側は、屋外作業用の道具収納と落雪のための空間を確保した。

2_zoning

そもそも、農的生活をはじめたい場合、どのくらいの広さの敷地があればよいのでしょうか? 朝穫りの野菜を少しずつ、という「庭先菜園」であれば、20坪程度、敷地全体で100坪から200坪あれば十分。管理のことも考えると、あまり広い畑も大変です。広げたければ、敷地外に畑を借りるという方法もあります。菜園そのもの以外に、農作業に使う器具の収納場所、生ゴミや雑草を土に還して肥料を作るためのコンポスト置き場も必要です。そういったことを、具体的に考えていくお手伝いをします。

ほかにも、車は何台使うのか? 駐車スペースと家へのアクセスは? 隣地との関係は? 夏と冬とで、まわりの樹木の様子や風向きの違いは? 薪ストーブ利用の場合は、薪割場や薪置き場は?など、たくさんの要素がからんできます。「したい暮らし」をイメージし、さまざなな条件を整理しながら、ベストな計画を考えていきましょう。

そのご家族にとって必要なスペースを敷地の上で大まかに配分し、人の動線、日当り、さまざまな視点からの見え方を考えながら有機的につなぐ「ゾーニング」がうまくいけば、土地を有効に利用できたことになります。

2 「菜園からキッチンへ」の流れ

2_niwasakisaien

キッチンから表に出て、必要な野菜を穫って来て食卓へ。田舎暮らしのあこがれの一つです。

八ヶ岳に移住してくる多くの人は「農的生活」を夢見ています。庭先に畑を作って、野菜を自給したい、と思う方は多いでしょう。菜園で収穫した野菜を、どのような動線で台所に持って行くのでしょうか?

まず、外流しで野菜を洗えると便利ですね。畑から家に入る時、どこで泥を落として家に入るのでしょうか? 長靴を脱がないで休憩できるスペースもあればいいですよね? いちどにたくさん穫れる野菜を、どのように加工し、保存しますか?さまざまなことを考える必要があります。

畑を耕し、作物を育て、収穫し、加工し、食べる。その一連の作業がスムーズにいくよう、「畑とキッチンをつなぐ」インフラをあらかじめ計画しましょう。以下、菜園生活を支えるためのインフラの実例をあげておきましょう。

土間

玄関や勝手口の手前に、屋根付きの「土間」スペースをもうけると、収穫したものを取り込んで下処理して乾燥させたり、農機具の手入れをしたりするのに、便利です。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

家に入る手前の屋根のかかったスペースが、作業土間となる。母屋の左手の農機具置場とも、近くて、使いやすい

食品庫

味噌、梅干し、漬物、ベーコン、魚の燻製など、農的生活を始めると、年間を通して多種多様な保存食をつくるので、さまざまな瓶や樽などをストックしておく場所が必要です。作業土間から台所への動線上で、室内の暖気の影響を受けないところに設けるとよいでしょう。

また、田舎暮らしは都会と違って、買い物が不便な場合が多く、魚や肉をはじめ冷凍した食品をストックする冷凍庫(-30℃)が必要で、その置き場所も確保したいものです。

photo_506

棚にずらっと並んだカラフルなジャム類。
自分で仕込んだものと、田舎暮らし仲間の間で交換したものとが、たちまち増えていく

物置小屋

鍬、鎌、肥料、場合によっては小型の農機具ぐらいは入る物置が必要です。上の写真の例では、玄関に隣接しています。

3日常生活は1階で完結
2階は夢のある空間に

東京から車や電車で二時間の八ヶ岳の地。ふだんは夫婦二人の生活であっても、週末に親戚や友人が気軽に遊びに来られるような家でありたいものです。「また、遊びに来るね」と言ってもらえるような家にしましょう。

基本の生活は1階で完結

食べる、寝る、くつろぐ、家事をするといった日常生活を1階で完結させることは、高齢化した時の生活のしやすさにもつながりますし、泊まりがけで遊びに来たお客様のための部屋は2階にすると、気兼ねなく休むことができます。

リビングは広々と

浴室、洗濯場、台所などは家事動線を整理して使いやすくコンパクトにおさめ、その分、リビングダイニングは広々としたオープンスペースとして計画しておくと、大勢で遊びに来てもゆったりとした時間を楽しむことができます。

photo_221

薪ストーブを中心とした団欒の場には、友人知人が来ても十分なスペースが欲しい

2階は、遊び心の空間

2階はゲストルームや趣味の部屋などに多目的に使えるようにします。ゲストルームといっても、立派な客間である必要はありません。天窓から星が見えたり、屋根裏の隠れ家風だったりするのも、都会の日常とは違った感じで、楽しいものです。孫が滞在するにも、おもちゃを出して遊んだり、昼寝したりできるスペースとなります。

また、鉄道模型、手工芸など、趣味の部屋として使われてもよいでしょう。

ロフト

2階の屋根裏部屋は楽しい空間

4 収納はシンプルな田舎暮らしに
ふさわしく

物をすっかり貯め込んだ都会の生活。そのすべてを持ち込んでは、収納がいくつあっても足りません。せっかく自然の中で暮らすなら、シンプルをモットーに。身軽になって、新しい生活を始めることをおすすめします。

都会に住んでいた時よりも家が広くなる分「収納をもっととってほしい」という方がいらっしゃいますが、むしろ、生活上必要な最小限にとどめましょう。しまいこむ押し入れよりは、使用する場所に、目的に応じた戸棚や棚を、衣類にはウォークインクローゼットを造り付けることをご提案します。

また、農的生活に必要なもの、遊びに来る人を迎えるバーベキュセット、薪ストーブにするのなら、薪のストックや斧類など、田舎暮らしになって増えるものも出てきます。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

都会の暮らしでは使わなかったような工具類の出番も多い。使い場所近くに整理しておきたい

田舎暮らしをしたい!というイメージがあっても、土地がなければ実現できません。八ヶ岳物件情報を得やすいルートをいくつかご紹介しましょう。

ふるさと情報館 八ヶ岳事務所

当研究所の1階の八ヶ岳ふるさと情報館では、八ヶ岳南麓に関する土地情報が集約していますので、ご活用いただけるとよいでしょう。

photo_411

土地情報はこちらからもご覧いただけます

http://www.furusato-yatsu.net/

月刊ふるさとネットワーク

ふるさと情報館 八ヶ岳事務所の本社であり、全国の田舎暮らしの土地建物物件を扱う「ふるさと情報館」では、「月刊ふるさとネットワーク」という情報誌を発行しています。

2_gekkan

単なる不動産情報誌ではなく、移住後の生活を考える多くの人にとって有益な情報を満載しています。関心のある方は、見本誌を取り寄せてみてください。 http://www.furusato-net.co.jp/magazine

八ヶ岳ふるさと倶楽部

ふるさと情報館を通じて土地・建物を得て八ヶ岳南麓に移り住んだ人・週末利用の人からなる、350世帯以上のゆるやかなコミュニティーです、農的暮らしを実践するための農業講座、加工食品づくり、勉強会など、さまざまな活動をしています。田舎暮らしを考えるのに、実際に住んでいる人からの話を聞いてみるのもひとつの方法です。
http://furusatoc.web.fc2.com/